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【R18】Querer【創作BL】

第11章 男の身体 *





バイクの前まで来たは良いが、
立っていられなくて…

そこに立っていた赤司の身体に腕を回す。





「うぉぉ…っ」



「赤司の匂いがする…」










「ぉ…おい…っ、冗談…っ」



「ホテルに行きたい…」



「……えっ」




















「ぷ…。勘違いすんなアホ。
家に…帰りたくねえんだ」





耳元で笑ってやると
ガーッと血がのぼったように
耳まで血の色に染めた赤司。





「ンなこと分かってるわい!!

……んで、
兄貴にこのこと言ってほしくねえんだろ?
だからわざわざ俺に連絡寄こしたんだろ?」


「ユウには心配掛けたくないからな」


「さんっざん兄貴のこと利用しといて
結局そーかよ!ま、俺としては良いけどねっ!
ってゆうか身体離してくんない!?
暑苦しんだけどっ!!」


「萎える方法を教えろ…」


「羊の数でも数えとけ!」


「それ寝るやつだろ…」





身体が熱いってのに人肌が恋しい。





誰かにがっついてしまいそうで

安全だと思う赤司に暫く寄り添ってもらい、



自身を落ち着かせるのだった。


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