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【R18】Querer【創作BL】

第9章 濁音 *





燃え上がるように熱くなる身体。

不思議と悪寒というものはなく、
特に力がこもっている声帯や腕周りが熱い。





「アーもう俺、
我慢できなくなっちゃいました!

…牛垣さん、

俺を見てもっと悦んでくださいねっ」





長瀬はカチャカチャと腰ベルトを外しだす。



伏せた身体を起こされると、
目の前には

血管むき出しの勢い勃った男の所有物。



肉筒を作ってリズム良く扱きはじめた。







「はぁ…はぁ…。
牛垣さんに見られてオナニーできるなんて、
もう溢れちゃいそうです。

あぁ、今からこれが牛垣さんの
アナルに挿入られると思ったら

はぁ…はぁ…」





気色の悪い光景。

目の前にいる俺をみて、
鼻息を荒げながら自慰行為をしている。





「はぁ…はぁ…。
俺のこと、キモイって思ってるんでしょ?
そうなんですよね?
無視するなら口の中孕ませますよ?」



「やめてくれ…。
見ててやるから。頼むから…っ、
そんな臭ェもん俺に向けんじゃねえッ」



「あぁ…。
牛垣さんの低くてイイ声。好きぃ…。

んぉおーっ、出りゅぅう~!!」



「!!?」





顔を背けようとしたが髪を強く掴まれる。



そして

ドピューッ…と生暖かい液体が
鼻の横に飛び散った。


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