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【R18】Querer【創作BL】

第9章 濁音 *





ねっとりとした濃い液体。

鼻の奥まで侵すような腐食臭。



至上クラスに最悪だ。





「ふぅ~!たっぷり出ちゃいましたね。
牛垣さんのために頑張って絞りましたっ!

牛垣さん…、
俺の精液浴びて興奮したでしょ?

今度は、
牛垣さんの番ですねっ」


「!?」





口で反論したいが、
ぶっかけられた液体が気持ち悪すぎて開けない。


粘り気が強くて顔に張りついている。

早く拭いたい。

右や左を向いても
拭えそうなワイシャツには届かなかった。





「最初は手っ取り早く
気持ち良くなってもらうために
電マ使いますね。
今までだれかに使ったことありますかね~?」


「ぅくッ、ふ」





長瀬はスイッチを入れた。


スラックスを着ている生地越しに当ててきて、

熱振動をヴィイィイィイ…と
少し腫れあがった部分に擦り当ててくる。





「んぐ…っ」


「体が無性に熱くなって、
痺れるほど感度が良いでしょう?

お察しかと思いますが
俺が使ったのは媚薬です。

中毒性はないって書いてあったんですけど、
俺にハメられちゃったら
SEX気持ち良すぎて
そっちの中毒なっちゃいそうですけどね」


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