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【R18】Querer【創作BL】

第8章 白濁





リビングまで進むと、

モノトーンでお洒落な家具があり

天井にはアンティークの照明。


その奥には、
夜の景色が一望できる開放的な窓が広がる。





「俺の好きな雰囲気の色合いだな。
一人暮らしは長いのか?」


「高校1、2年の時に
急に一人暮らししたくなって。
ここに引っ越してきたのは
かれこれ4年くらいになりますけど。

牛垣さんも一人暮らしの時期、
あったんですか?」


「大学の時に家を出たから、
3年は一人で何でもやってた。
副部長の息子は自炊なんてしやしないか?」


「聞き捨てならないですね~。
俺だって週の1~2週は
米研いだりしてましたよ」


「それは感心だ」





リビングを一通り見渡していると、
長瀬は湊に返しそびれたものを渡す前に

見せたいものがあるという部屋の前まで来た。





「…自分で開けろと?」


「はい!牛垣さんには是非、見といて欲しくて」


「どんな自慢なものなんだ?
俺をがっかりさせたら…──」















押した扉の先には、




















壁や天井の一面に






























俺がいた。


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