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叶わぬ未来の夢を見る【イケメン戦国】

第45章 夢が見せる奇跡 〜年末年始特別編〜



「ふっ、…ん!」

飲み込めない唾液が口から漏れ喉元を伝う。

それでも信長様は容赦なく私の体を愛撫し呼吸を奪っていく。


「はっ、あっ、お願い…信長様っ…あっ、ああっ!!」


強引に引き出された波に飲まれ、体は大きく跳ねた。


「空良」

身を起こして腰紐を緩める信長様は熱に侵されていて、身震いする程の艶を帯びている。

「貴様を誰にも触れさせたくない」

独占欲を口にすると、私の足を体で割って大きく反りかえるモノを挿入して行く。


「ん………!」

ゾクゾクと肌が粟立つ。

「俺を見よ」

熱のこもった目が私を射抜き、

「貴様は誰のものだ?」

束縛を口にする。

「もちろん信長様のものです。……っん!」

答えを聞くなり満足げに口の端を上げると、私の首筋にかぶりついた。

「んっ!………はぁ、…信長様…」

「まだ全部入ってはおらん。俺を全て受け入れろっ!」

ズンっ!と奥に当たる感覚……

「ひっゃつあ、あっ、」

「っ……!」

互いに息が止まり、体の隙間など見当たらないほど強く抱きしめ合った。

ドクドクドク…と早鐘を打つ互いの鼓動が耳に届く。

どんな抱かれ方でも愛されていると感じるこの瞬間がとても愛おしい。


「信長様…」

唇に触れていた信長様の耳元に、もっと愛してほしいと甘く強請る。

「…….っ、こんな時に煽るとはいい度胸だ」

信長様は私を見て口角を上げると体を抱き起こし、噛み付くような口づけをする。


「ふっ、ん………っ、ぁぁん」

唇を塞がれたまま下からも突き上げられれば、嫌でもいやらしい声が漏れる。

「ふっ、いやらしい声だな、そんな声、俺以外に絶対に聞かすでない」

「ふぁ、あん、あっ、当たり前ですっ!」

「この蕩けた顔も俺だけに見せよ」

「はい、…ん、…………っ、」

信長様に突かれるたびに体はビクンっと跳ねるのに、信長様の逞しい腕がそれを抑え込み更に突き上げる。

「ああっん!」

新年早々に感じる絶頂に頭の中が真っ白になり信長様の胸になだれ落ちる。

そんな私を再び絨毯に横たわらせ体位を変えると、信長様は再び体を揺らした。


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