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叶わぬ未来の夢を見る【イケメン戦国】

第41章 叶えられていく思い 恋仲



「っ、できません…っ、やっ、信長様っ!」

大きな掌で蓋をされる様に私の掌を押さえ込まれ、入った指を抜けない。


「貴様はどうされるのが好きであった?…中の指を好きに動かしてみよ」

信長様は私の掌ごと自身の手を上下に動かし、私の敏感に尖った場所を摩る。


「あっ、こんなの…やっ、あっ、」

中に入ったままの指は動かしていないけれど、まるで自慰をしているみたいで、背徳感が襲ってくる。


「くくっ、俺の指以外にその様に反応するとは、貴様の指とは言え妬けるな…」

私の掌を自在に操りながら、信長様は私の耳に息を吹きかけ弄ぶ。


「はっ、あっ、…お願い、信長様っ」

「何だ、空良?…物足りぬ顔をして…」

分かってるのに、信長様は私の耳を甘噛みして意地悪を囁く。


「自分のはイヤ…ぁ、っ、信長様が…っぁ、いい…っ」

身体はもう信長様の指を覚えていて、私の指では物足りないと訴えてくる。


「…相変わらず俺を煽るのが上手い。そんなに可愛い声で強請られては、否とは言えん」

そう言って笑う信長様は心底愉しそうで、もう嫌な予感しかしない。


「っ、はっ、…あっ、…えっ!?」

予感的中!
信長様は私の手を押さえたまま、自身の手の指をずぷっと私の中に挿入した。


「あっ、やっ!私の指は抜かせてっ!」

自分の指と、それに重ねる様に入れられた信長様の指が、私の中を蠢いた。


「ひあっ、ぁっ、待って」

自分の指とは違い、入れられ慣れたその長い指は、確実に私の弱点を突いてくる。


「細くて綺麗な貴様の指では、ここまでは届かんだろう?…ここに、欲しかったのか?」

クチュ、クチュと卑猥な音を響かせ、信長様は意地悪く囁く。


「違っ、ふっ……んぅ……」
(っ、そんなにされたらもう…)

じわじわと、指の動きに合わせて快楽の波はやってくる。


「望み通りにイカせてやる」

ぺろりと、涙に濡れた頬を信長様は舌で舐め取った。


「えっ、っあ、やっ、あっ、待って!まだ私のがっ!」
(指、入ったままっ!)

「構わん、このまま愛らしく果てよ」

愉しそうな声と共にクンッと弱い所を突かれ、

「やあっ、あっ、ああっっ!」

身体はビクッと小さく跳ねた。


キュウっと、自分の指が締め付けられる。
信長様の言う”締める”の意味を、私はイキながら初めて理解した。

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