第30章 京宴 中編
「ふぁ、あっ、......そんなの......分かんない.....っん、」
だってもう......突かれているだけで気持ちいい........
「ふっ、ならば教えてやる。貴様は............」
腰を持ち上げられると、
グチュンッ!
「ひゃあっ!」
キュウウウッと、下腹部に刺激が走る。
「っく、........っ、今の所は、いつも大きく愛らしい声を上げる」
「やっ、声はダメっ!、あっ、やあっん!」
愉しそうな信長様に反して周りの姫達がどうしても気になる私は、慌てて口を塞ぐ。
「だから、俺に集中しろと言っておるのに......っ、全くもって言う事を聞かん奴だ.....」
少しムッとした顔を私に向けた信長様は、ずるりと固いモノを私から抜いて、私の身体をひょいっと反転させた。
「ぁ、....」
クイッとお尻が持ち上げられる。
「.......貴様は、後ろからも良い声を上げる」
パンっ!
「ひゃああんっ!」
「.....っ、持ってかれそうだな。.........ここが、一番好きか?」
パンパンと、乾いた音が部屋に響き渡る。
「あっ、やっ、そこ....ダメェ.....」
声を堪えるどころか、突かれるたび目の前がチカチカして、耐えきれないものが込み上げてきた。
「やあぁん.......あっ、んん......やっ、もう、いっ、あっ、.............んんーーー!」
ビクンッと、褥にうつ伏せの身体は大きく跳ねた。
「あっ、..........っ、はぁ、はぁ、っ、はぁ、はぁ.........やんっ!」
まだ小さな余韻で跳ねる身体は再び仰向けにされ、獰猛な目に捕らえられた。
「っ、........はぁ、はぁ」
「どれが一番良かった?................ふっ、全てでも構わんぞ?」
(たっ、楽しそう...........)
「はぁ、っ、はぁ、まっ、待って......」
「貴様の待ては聞かん」
不敵な笑みを浮かべながら両脚を持ち広げられると、再び質量の増したモノが体を貫いた。