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叶わぬ未来の夢を見る【イケメン戦国】

第3章 侍女の仕事



「っ............」

いつの間にか押し倒された私の体の上には、信長が獰猛な色を宿した瞳で私を見下ろす。


「空良」


私の名を呼ぶと、首筋に唇が落とされた。


「んっ、やっ!やだっ」

抵抗して身を捩った所で力は僅かしか入らない。しかも、私の倍以上に体躯のいい男に敵うわけもなく、信長は私の叫びに構わず乱暴に袷を開いて手を入れた。


「っ、........やっ、約束が違う!私はまだ今日はあなたの命を狙っていない!」


必死で叫ぶと、信長は動きを止めた。


「..........ふっ、そうだったな」

不敵に笑うと袷から手を抜き、ゴロンと床に寝転んだ。



「えっ........?」
またもや信長の不可解な行動に驚きながらも、私はとりあえず急いで起き上がる。


「好きに殺れ」

信長はそう言うと、寝転んだまま目をつぶった。





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