第13章 寄り道 中編
ぢゅ、ぢゅっ、と舌を這わしては吸いつかれると身体がゾクゾクして言葉にならない喘ぎが漏れた。
「ふぁっ、ああ、.........やっ、ぁぁっん!」
し、舌が.........入って.......
信長様の長い舌が、抜き差ししながらねっとりと花弁を押し舐め溢れ出る蜜を吸い上げる。
「そっ、そんなに吸わないで.......あっ、んん」
「無理を言うな。吸わねば間に合わん程に溢れて来る」
ちゅ、ぢゅう、、、、、
「ふっ、ぁぁっん、や、やだ、....いっっ....んんっ!」
ゾクゾクが最高に達して、ぶるっと身体が大きく震えた。
疲労感で身体はクタリと褥に沈み、肩で浅い呼吸を繰り返す。
「.................愛らしくいったな」
顔を上げて私を見る信長様は満足げな顔をして口角を上げた。
「あっ、はぁ、はぁ、.........信長...様.....はぁ、」
「そのまま力を抜いてろ」
私の頬を優しく撫で、オデコに唇を押し当てながら、信長様は体を被せる。
「ひ、、あっ、ああっ!」
ゆっくりと、内壁を擦るように奥深くまで挿れられると、それだけでビリビリと身体中に刺激が走った。
「くっ........、っ、挿れただけでいったか」
いつもよりも苦しそうに顔を歪め、信長様は耐える様に動きを止めた。
「あっ、はっ、........はぁ、......あぁ.......」
「空良」
自然と溢れる涙を唇で拭われると、少しだけ息のあがった信長様の吐息が頬に触れて、また私のお腹をキュンと締めつける。
「っ..........、そんなに急かすな」
一瞬顔を歪めた信長様は私の両脚を開くように持って注挿を始めた。
「ひぁっ、あっ、はっ、..........はっ、」
既に溶けているであろう身体をこんなに揺さぶられたらもう何も考えられず、ただ与えられる快楽に溺れて行く。
「あっ、あっ、...........やあっ、あ、また.......」
次から次へと波のように打ち寄せる快楽で身体がいきっぱなして、どうにかなってしまったみたい.......