第13章 寄り道 中編
(.........おかしくなりそう)
「の、信長様っ!っあ、私の身体........おかしくなって..............あっ、あん、っ、もっ、止まらない、ああっ、」
「っ、....はっ、貴様の身体は俺が教えた通りに反応する様になっておる。貴様が、俺のものだと言う証だ」
私の言葉に気分を良くしたのか、信長様は更に腰をぐりぐりと打ち突け始めた。
「ひっ、あっ、........はぁ、あっ、ひ、ひどい。こんな身体にするなんて......っ、んんっ!」
「案ずるな。俺が責任を持って一生貴様を抱いてやる。存分に乱れよ!」
「ふああんっ!!」
何度体位を変えて、何度唇を重ね、何度いったのかももう分からない。
「空良、愛してる」
「はっ、あ、私も、愛してます。.....っ」
視線が絡み唇が重なり合うたびに愛を囁き合い、今までの時間を埋める様にお互いを求め合った。
「信長様っ.........はぁ、はっ、も、もう..........」
意識が、朦朧としてきた。
「最後は一緒にいかせろ。貴様と共に果てたい」
速まる律動に言葉を紡ぎ出せず、信長様の首にしがみついてコクコクと首を縦に振った。
「んぅ、あっ、んんーーーーーッ!」
「くっ、! っ、空良、俺を.......っく、しかと受け止めよ」
ドクンっと、私の中で大きく信長様が脈打つと、熱い飛沫が放たれるのを体内に感じて、私達はお互いに溶け合う様に果てた。
信長様は私の身体に自身の身体を沈ませ、ふぅ...........っと、大きく息を吐いた。その信長様の重みがとても幸せで、私はそのまま深い眠りへと落ちていった。