【名探偵コナン】Redo*misty【降谷/ 赤井/ジン】
第2章 錯綜と交錯
ダウンロードが終わりゲームをはじめ、キャラクター選択から安室と相談しながら進めていく。
『安室さんの「零でいい」
『…零の普通の男の子っぽいところいいね』
「?」
『とても清新に感じるよ』
それは安室にも言えることだった。
「も前のならゲームなんて興味を持たなかった。今の方が喜怒哀楽も豊かで俺は……俺も清新に思う」
『そっかぁ、出来なかったことを私がしてるって事ね!』
そしてまたゲームに夢中になる。
安室は"俺は好きだ"という、この場に水を差す言葉は飲み込んだ。
そのまま二人はゲームに没頭し、気づけば時計の針が01:00をまわっていた。
『あっ…こんな時間。零は明日仕事?』
「両方とも休みだ、急な仕事が入らなければな」
『でもそろそろ寝ないとね』
二人は飲み食い散らかした後片付けをしベッドルームに向かう。
一人暮らしの男性の家にベッドが一つなのは当たり前だった。
『ヘマしないんでしょ?』
「ははっ、しないさ」
不敵に笑うに不敵に返す安室は同じベッドに入った。