【名探偵コナン】Redo*misty【降谷/ 赤井/ジン】
第10章 零の奪還
大きな貨物船の船内は広く、男の後について、長い廊下を通り階段を降り、奥へ進む。
そしてひとつの扉の前で歩みは止まった。
「こちらの部屋です…」
『ありがとう』
男は扉を開けを通すと、自身も中へ入り扉を閉めた。
部屋の奥にはソファーに腰を掛けるジンと、テーブルを挟んだ対面に、四肢を椅子に拘束された降谷の後姿が見えた。
「いい眺めだろう?」
衣服を身にまとわずに、痛々しいほどに勃ちあがった性器を晒し、目隠しをされた降谷がいた。
呼吸は荒く歯を食い縛る様子から、薬を盛られたのだと察する。
は降谷の横に立つと、そっと頭を撫でた。
少しの切り傷と擦り傷から見て、大きな怪我はなさそうでは胸を撫で下ろした。
『零、少し我慢しててね』
「っ!?なぜ、来たんだっ…」
『大丈夫だから』
優しく優しく頭を撫でながらジンに視線を移した。
『ねぇ、ジン?あなた男もいける口だったの?』
ジンの性器も布越しでも、勃ちあがっているのが見て取れた。
ジンは鼻で笑うと、自身の前に来いと人差し指で指した。
は逆らうことなく、ジンの前に立った。
「美しいじゃねぇか、黒はお前に良く似合う」
『気に入ってもらえて良かったわ』
ジンはの身体を反転させると、テーブルの上に四つん這いにさせた。
顔の前には、降谷の性器がある。
『…ジン…あなたまさか、これがしたかったの?』
「…何をっ、何が起こって…」
目隠しをされた降谷には、行われている様子を窺い知ることができない。
いつもなら探れるはずの気配ですら、自身の内側から絶え間なく溢れる熱に、集中力は阻害されている。
のドレスの裾はたくしあげられ、ヒップラインは露になった。
「咥えろ」
『相変わらず…、悪趣味ね』
は降谷の膨らんだ熱に、舌を絡ませゆっくりと口に含んだ。
「っう…、ぁ…」
与えられる快楽に、降谷はたまらず声を漏らした。
「っ、…離して、くれっ」
ジンはの後頭部を掴むと、ゆっくりと押し込んだ。
『ん"っ…』
舌を這い、上顎を滑りながら、喉の奥まで突き刺さった。