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【名探偵コナン】Redo*misty【降谷/ 赤井/ジン】

第10章 零の奪還





は固まった。
キスごときだ。

(な、なんっ…!!)

にとってはそれはごときでしかない。
先日だって、欲情丸出しでこんな反応はしていない。

ぼっと音が出てしまいそうなほどに自身の顔が赤く染まるのがわかった。
そしてその反応に、降谷も同様に動揺をしている。

誤魔化すように慌てて離れる降谷に、かちこちとソファーに腰を掛ける。

その日は1日中そんな微妙な空気が流れた。

その空気間でも、自分のためのバースデーケーキの味は忘れられないほどに美味しかったと、しっかりとの記憶に残った。



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