【名探偵コナン】Redo*misty【降谷/ 赤井/ジン】
第10章 零の奪還
『あら…』
「すまない、どいてくれ」
『つまらないわね』
降谷は立ちあがり熱を抑えるためにシャワーを浴びにバスルームへ向かった。
脱衣場で服を脱ぎ始めると、気配もなく背後にはがいる。
「どうして着いてくるんだ…」
『私を1人にしたら逃げてしまうかも?』
は脱げかけの降谷のワイシャツに手を伸ばし肌を露出させた。
今まで見たことのない程に、ワイシャツに隠された美しく鍛え上げられた身体に、言葉はついてでた。
『キレイ…』
"キレイ…"
鳩尾あたりから臍まで指を滑らせ、しなやかな筋肉を堪能し、は思わず生唾を飲み込んだ。
あの時をなぞるように同じ言葉と同じ行動をとる。
"「生唾を飲むほど気に入ってもらえて良かった」"
降谷もまたなぞってみせた。