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【名探偵コナン】Redo*misty【降谷/ 赤井/ジン】

第10章 零の奪還


どれくらいの時間が経過したのか、撫で回される身体は敏感を通り越し、触れられるところ全てが性感帯に感じるほど昂ぶっていた。

目を閉じれば感覚は研ぎ澄まされてしまう、涙を滲ませた瞳でされるがまま、行為をぼうっと眺めていた。

呆れたように息を吐き、先に痺れを切らしたのはベルモットだった。

「あなた…随分と変わったのね」

を撫で回していた指は離れた。

「誰かに可愛がられたのかしら?」

そう口にすると同時に、ジンがパイプ椅子から立ち上がり、ベルモットの腕を掴むと冷えた眼差しを送っている。

「…出てろ」

低い声で告げられると、ベルモットは苛立ちを隠さずにジンの腕を振り払うように部屋を出て行った。

ジンは拘束されていたの足からベルトを丁寧に外した。
助けてくれるのかと一瞬抱いてしまった淡い期待は、すぐに打ち砕かれる。

なぜ助けてくれるなど馬鹿な考えを抱けたのか、録でもない薬のせいで思考までも溶けてしまったのかと我に返る。
の太腿の間に膝立ちになるとパンツのベルトに手を掛けた。

『冗談、やめてよ…』

嫌悪を孕んだ眼差しを向けると、ジンはに自白剤を打込んだ時の、あの表情を浮かべていた。

片手が首元に伸びると、躊躇なく首が絞められる。

顔は歪み、苦しさから息の詰まる音がする。

拘束されたままの両手は振り払うことすら許されない。

空気を吸込もうと唇は弱々しく開かれ、同時にジンの猛ったものは貫くようにの中へ突きたてられた。

いたずらに昂ぶらされた身体は、の意思を無視するように、その一突きで呆気なく達していた。

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