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【名探偵コナン】Redo*misty【降谷/ 赤井/ジン】

第9章 零と執行人


IOTテロが明るみになり毛利小五郎の不起訴が決定した。

そしてコナンは釈然としないままに通話をかけ不起訴を知らせた。
結局何も役に立てることもなく不起訴が決まり肩を落とすも、潔白が証明されて良かったと伝える。

「さん、今どこにいる?」
『えっと…、何となく気になって。もう少しで妃さんの事務所に着くよ』
「わかった!」

コナンは妃法律事務所から駆け出すとボードを蹴り、その後を追うように降谷のFDが動いた。
そしてタイミング良くもその場へ到着した。

路肩へ寄せる降谷のFDの後に停車させた。

「僕が来る事がわかってたようだね」
「はじめに違和感に気づいたのはあの時だよ」

車を降りたは二人のやり取りを聞き入る。

コナンの言う違和感は毛利探偵事務所が家宅捜索にあった日にあった。
博士によりコナンのスマホにアイコンの残らない遠隔操作アプリが入れられていた。

「公安が仕込んだ証拠は?」
「なかったよ、さすがだね」
『え…、コナン君知ってたの…?』
「さんも知ってたの…?」
「君達は本当に…」
『えっと…、なんとなく。ところで…』

驚き半分、半ば呆れたような視線を向けられたは話を先に進めるために切り出した。

「何故アプリを抜かなかった?」
「今から犯人に会うからさ」
「まさか、テロの犯人が…」
「うん、動機もね。動機は…安室さんあんた達だ…」

事の発端は去年起きた不正アクセス事件によるものだった。
風見の言っていた拘置所での自殺。
去年の今日、羽場は自殺していた。

「そうか…なんてことだ…」
「きっとまだ…犯人の復讐は終わってない!」

明確な何かを掴み走り出す二人の後を、状況把握もままならないままもFDに乗り込み追いかける。

そしてIOTテロは再度襲いかかる。
車は暴発し何台も事故を起こした。

ボードに乗るコナンもからがら避けていた。
そのコナンの頭上を高架下を目掛け一台の車が落下した。

安室のFDが庇うようにいち早く体当たりをした。


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