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【名探偵コナン】Redo*misty【降谷/ 赤井/ジン】

第9章 零と執行人


「さん、何か気になる事はある?」

顎に親指をあて人差し指は唇に触れる。
コナンの問いかけには正直に答えた。

『うん、出来過ぎてる…かな』

には全ての流れがまるで描かれたシナリオの様に思えていた。

『不自然な程に自然なの、事の流れ全てが』
「うん、俺もそう思う。仕組まれたとしか思えない」
『…うん』

小五郎を犯人に仕立て上げたのは恐らく降谷率いる公安で間違いはないと確信をするも、それは複雑な思いとなりの表情を曇らせていた。

そして何故その対象が小五郎になるのか利点を見出せずにいた。

『でもメリットが分からない…。毛利さんに罪を被せて何になるの…』
「わからないんだ…、まずはそこから探らないと」
『そうだね』

小さな探偵と記憶喪失の探偵は糸口を探すために動き出した。


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