【名探偵コナン】Redo*misty【降谷/ 赤井/ジン】
第6章 純黒と悪夢
間一髪で間に合ったキュラソーが灰原の手を掴み、バランスを崩したキュラソーの手をが掴んだ。
を驚いた顔で見る。
「…ひさしぶりね、ミスティー」
『そのようだけど…私は覚えてないの。あなたの名前は?』
「名前ね…、私は…キュラソー」
『…そう、私は』
「…良い名前ね」
キュラソーの手を引き灰原を引き上げた。
キュラソーの視線が灰原にむく。
「何!私を彼らの所へ連れ戻すつもり!?」
「彼らって?組織のこと?…もしかしてあなた組織を裏切ったシェリー?」
二人は視線をあわせ灰原の顔は強ばった。
「さあ、逃げるわよ。ここにいては危ない」
「逃げるってどういうつもり?悪い冗談ならやめてくれる!?」
「ジンが来ている。あなた達この意味がわかるわよね?」
一気に顔が青ざめる灰原。
『ジンが…』
も顔が強張らせる。
「でもどうして私を?」
「わからない、でも私はどんな色にでもなれるキュラソー、前の自分より今の自分のほうが気分がいい」
はハッとしてキュラソーをみた『今の自分…』記憶がもどったときに自分にも同じ事が言えるのかと心はざわめいた。
「ただ、それだけよ」
「さぁ行くよ、シェリーちゃん……!」
「待って!」
まだ子供達がゴンドラに残されている事を灰原が伝えた。