【名探偵コナン】Redo*misty【降谷/ 赤井/ジン】
第5章 偶然と必然
帰宅したは、靴下をとスキニーパンツをポイポイと脱ぎ捨てワイシャツ姿のままベッドへ寝転んだ。
昨晩の疲労もさる事ながらポアロでの出来事を思い出し、殊更ぐったりさせる。
なぜあんなに笑顔で爆弾をばこばこ投下するのかには分からなかった。
仮に安室 透と付き合う形をとったとしても、それは降谷 零ではない。
(そもそも…零に対して不満なんか一つも無いし、今の関係性にしろ不便に思う事はたまーーにあるけれども。それは降谷零にであって安室透だと辻褄が合わないものになる…)
ポアロで従事するとしては…梓と安室ファンを敵に回したかはなかった、彼がポロッと確信犯をしないよう釘を刺さなくてはと思った。
(そう言えば、いつの間にか安室透としての顔が苦手じゃなくなったなぁ……)
との家に帰宅した彼は夜にも関わらず真暗な部屋に不安感を覚える。
一歩また一歩と進むと足元に落ちている何かを踏んだ。
(靴下…?)
一歩また一歩進む。
(靴下の片割れ…)
一歩その足元には…
(スキニー…)
拾い集めた彼女の抜け殻を洗濯カゴに入れ、自分の服も脱ぎ入れベッドルームに向う。
月明かりで十分に照らされた部屋の中にベッドで横になる彼女がいた。