第15章 疲労困憊
***おまけ 翌朝の食堂にて***
「…ズルいよね、スチュワードは」
「何だって?」
「さくらと一緒だったって聞いた」
「はは、あれは不可抗力だ。お前こそ、またさくらと寝たよね」
「よく言うよ、俺に内緒で二人きりで出かけたくせに」
「お前が敵だってもうわかってるからね」
「……俺は譲らないから」
「この勝負、僕も譲れないから」
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「アドナキエルさんとスチュワードさん…何で今日はそんなにさくらさんにべったりなんですか…邪魔です」
「おはようメランサちゃん。助けて?」
「またベタベタしてるー!私も入る―!!」
「おはようカーディ。お願い、助けて?」
To be continued.