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暁の契りと桃色の在り処 ー香ー
第7章 分かち合う仕草
『えっ?え?』
『よいか?』
『もぉ…。新しい物事は、すぐ使いたがるんですね。
…いいですよ。はい。』
そう言うとあさひもOKサインをする。
二人の唇が自然と重なる。
いつの間にかあさひは褥に寝かされ、信長に組敷かれた。
視線が絡み合い、互いの思いが混ざり合う。
愛している。永遠に。
離れることなど許さない。
愛しています。ずっと。
お側にいます、永遠に。
安土の夜は、二人の誓いを見守るように更けていった。
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