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【鬼滅の刃】夢の中で

第1章 戦いの後


腹が立つくらい、ムカついて、もう口も聞きたくなくなるくらい怒られた方がまだマシだ。
こんな所で隠れて泣かすなんて、胸糞悪くて仕方がない。

「言ってくれねェと分かんねェんだろーが!!」

「、、、」

アオイは固まったまま俺を見ていた。
その瞳は再び潤み始める。
あのアオイにこんな顔をさせるなんて。俺は自分のことが情けなくて仕方がなかった。
俺はその小さな肩を掴む手を緩めて続けた。


「、、、すまん。責めたかったワケじゃねェ。お前があんな目に合うくらいだったら、ちゃんとした格好をする。お前だって好きな格好をしろ。俺はその辺のことよく分からねェから、ちゃんと教えてくれ。その通りにするから。そんで、、、またアイツらが喧嘩売ってきやがったら、俺がやっつけてやるから!!」


「、、、」


「だからお前はちゃんと言え。お前の言うことだったら、なんでも、全部聞く。だからこんなとこで1人で泣くんじゃねェ。分かったか?な!」




アオイの眉がピクリと動く。
俺はその次に来るであろう言葉を恐る恐る待った。


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