第4章 気まぐれエンカウンター!【フロイド裏夢】
「女体化したさんを看板娘とし、通常業務だけでなくチェキやオプションでも稼ぐことができる上にさんの誕生日にイベントを催せば女性に飢えた健全な男子校生はさんに金を注ぎ込むに違いないっ!…使える、なんで使えるユニーク魔法!!」
アズールの笑顔がどんどんゲスな笑顔に変わっていく。
「とりあえず看板娘とするならそれ用に衣装を用意しなければなりませんね。これとかどうです?」
ジェイドは胸元ザックリ空いたハイレグ黒レオタードと網タイツ、うさ耳をに渡してきた。
『いや、どっから出てきたんだよこれ!却下です却下!!』
は衣装一式を地面に力強く叩きつけた。
「えー!なんでダメなのぉ?…あ、そっか!おっぱいがちっさ」
『フロイド先輩それ以上何も言わないでください!!』
はフロイドの言葉を遮り、強めの口調で制した。
「気にする事ないよヒトデちゃん!詰め物しとけば大丈夫だからさぁ〜」
『喧嘩売ってますよね?』
のこめかみに青筋が浮かぶ。
「とりあえず試しに着てみてください」
ジェイドに再度衣装を手渡され、更衣室に案内された。
「では、僕は外に居ますので」
くれぐれも逃げ出そうとか思わないでくださいね?と無言の圧力がかけられていた為は1人になった更衣室内でユニーク魔法を解いて渋々バニーガール衣装を身に纏った。
着替え終えた後更衣室から出てくるとジェイドがまたフロイドとアズールの待つVIPルームまで付き添った。
ガチャ…
VIPルームの扉が開くとおぉ〜!という歓声が聞こえる
「へぇ〜ヒトデちゃん結構似合うじゃ〜ん!」
『そ、そうですか?』
頭を掻いて少し照れるを見てジェイドも「えぇ、とてもお似合いですよ?」となんか哀れなものを見るような顔で言ってきた。そして意外だったのがアズールの反応…
「……太もも、胸…あぁ、ぁぁあ……脇までそんな露出してっ…////は、ハレンチ!ハレンチです!!」
顔を真っ赤にしてメガネをカチャカチャ動かすアズールは今すぐにでも蛸壷に入りたい!なんで叫び出した。