第4章 気まぐれエンカウンター!【フロイド裏夢】
「あはっ、追いかけっこ好きだねヒトデちゃん!俺も追いかけっこ好きだけど〜」
フロイドはを追いかける。
ジェイドもやれやれと言いつつもフロイドの後を追う。
は2人から逃げる駆け込み寺としてMr.Sのミステリーショップに駆け込むことを決めた。
『っと、その前に!変身しとかなきゃまずいな…《黄昏の乙女よ、鎧を纏い剣を構えよ、今こそ己の心を解き放つ時!》淑女から紳士へ(フロム・レディース・トゥ・ジェントルメン)』
の身体が光に包まれ女の体から男の体に変化した
グゥゥゥ…
のお腹がカロリーを欲して泣いた
『朝あんなに食べたのにもう!?…とりあえず逃げる時に財布は持ってきたしミステリーショップでなんか買おう!』
走る事数十分、はミステリーショップに到着した。
「やぁ、いらっしゃい!ご機嫌いかが?」
息を切らしながらやってきたにサムはいつも通りの接客をする。
『…はぁ、はぁ…とりあえずこれで買える食べ物ください!』
はなけなしのお小遣い…というか全財産の1420マドルをサムに手渡した。
「OH!小鬼ちゃ〜ん渡せる食べ物は無いよ〜」
『え!?嘘…あまい棒1本すら無い!?』
「なんでもない日のパーティーで買い込まれちゃったから食材全部売り切れだよ〜」
『そんな…じゃあここで働かせてください!本当はあのウツボの巣窟なんて行きたくはないんだけどお金さえ用意すればモストララウンジで食べさせてもらえるし…』
「小鬼ちゃん、悪いけどバイトは1人いるからもうNOセンキュー!」
店の裏から店長!とサムを呼ぶ声が聞こえたかと思いきや、ラギーが出てきた。
「注文してた洗剤5ケース届いてたッスよ!それと消味期限切れのお菓子もらってくっス〜」
「センキュー!良いよ〜君は本当よく働いてくれるからねぇ」
『…お菓子、あるじゃん』
「くんじゃないッスか!残念だったッスね、バイトできなくて…でもここは俺の縄張りだから例え消味期限切れとは言えお菓子は渡さないッスよ」
『…くそ!ラギーあんたって奴は!』
「大人しく後ろにいるお友達と一緒に逃げ帰ってくんないッスかね?」
『後ろにいるお友達?』