第4章 気まぐれエンカウンター!【フロイド裏夢】
「迎えが来たんだゾ!」
「じゃあ行ってくるね」
『…あぁ、行きたいよぉ〜なんでもない日のパーティー』
「お前が来たら俺様達の分が一瞬でなくなるんだゾ…」
「早く〜!」「準備はできてるのかー?」とエーデュースの声が聞こえてくる。
「今行くよ〜」
ユウが答えて、2人はオンボロ寮を出て行った
急に静かになったオンボロ寮…
は寂しさと行きたかったパーティーを思い、ため息を吐く。
『羨ましい…良いなぁ、パーティー…』
「じゃあさ〜オンボロ寮でパーティーやろうよ」
声が聞こえてきては声のする方に目を向ける
「お邪魔してますさん、今日は貴方が1人寂しくお留守番する日だと伺ったので遊びに来ました。」
「あはっ、俺達が主催のオンボロ寮パーティー参加してあげるよぉ?」
『ジェイド先輩とフロイド先輩…』
2人はいつのまにかオンボロ寮に上がり込んでいて、ちゃっかりソファーに座っていた。
「…おや?」
ジェイドは何かに気づいたのかをジーっと見つめる
『……なんですか?』
「やはり、あなた女性だったんですね」
「本当だ!ヒトデちゃん女の子だぁ〜おっぱいちっさいから気付かなかった〜!!」
『!?』
ここはオンボロ寮、そして休日だから誰かが訪ねてくることなんて想定していなかったはユニーク魔法を使ってない
つまり今は女の姿なのだ。
おっぱいちっさいから気付かなかったというフロイドの言葉に苛立ちを感じたがそれをグッと抑えてこの状況を切り抜ける為言葉を紡ぐ。
『あ、えっと…違うんです!俺のユニーク魔法女になれる魔法で…たまぁに魔法使って女体化してる時あるんですよ!!』
わぁあ…我ながら苦しい言い訳!なんて思いつつもジェイドを見ると如何にも怪しんでいる顔で穴が開くんじゃないかと思うほど胸の辺りをジーっと見られる。
「へぇ〜ヒトデちゃんのユニーク魔法女体化できるんだぁ!凄いねぇ〜あ、ねぇねぇヒトデちゃん!どこまで再現できてるか確かめたいからおっぱい揉ませて〜」
フロイドはなんの恥ずかしげもなくおっぱい揉みたいと言ってきた。これにはも驚きつつも絶対嫌ですと言ってオンボロ寮から逃げ出した。