第2章 野性味ジェラシー!【ラギー&レオナ裏夢】
寂しいという感情を自覚する。
「…今もレオナさんと一緒にいるんスかね」
2人がキスをしてる姿が目に焼き付いて離れない
パタッ…パタタ…
「えっ…?」
床に三滴の雫が垂れた
一瞬何が起こったのか理解できなかったラギーだったが、その雫が頬を伝ったのを自分の指で撫でてやっと理解した。
「涙…?俺、泣いてるんスか?」
無意識に流れ出た涙はを想うあまり我慢して押さえ込んできたラギーの心の限界を示していた。
ヒビ割れた心から流れ出た涙を皮切りにラギーは涙を止めることが出来なかった。
「うぁぁぁぁあ!っ…うぅ、うぁあ…ぁぁあ…!」
《ラギーは優しいね》
《ラギーは本当素敵な人だなって思うよ?》
《……レオナ、だよ/////》
《レオナはね、お肉が好きなんだって》
《ありがとね、ラギー!これならレオナも喜ぶよ〜》
《それとこれレオナと一緒に食べてくるの〜》
の言葉を思い出そうとすると思い出されるのはレオナの話をするばかりだ
「俺といるのにレオナさんの事ばかりッスね…酷い女、でも…嫌いになんてなれないんスから本当たちが悪い…
早く帰ってきて…俺、もう嫉妬でおかしくなりそうッスよ。」
膝をつき頭を抱えて泣いてるといつのまにか夜が明けていた。
がこの世界に来てからラギーの家に戻らなかったのはこれがはじめてだった。