第2章 野性味ジェラシー!【ラギー&レオナ裏夢】
がレオナさんのところに行った後俺は晩飯の買い物をするために城下町に来ていた。
買い物中バイト先の飲食店の前を通ると、店長が店から出てきて急で申し訳ないけど今からバイト入ってくれないか?と言われて俺は渋々了承した。
の事と言いこれと言い…今日はついてない日ッスね
なんて思いつつため息が漏れる。
いつも通りバイトをしていると向かいのゲームセンターのバスケゲームのところにとレオナさんを見つけた。
あれ?あの2人…ジャングルにいたんじゃなかったっけ?
なんて思いつつ2人を観察しているとゲームをし始めた。
数分で終わった後がレオナさんに抱きついた。
見たくない、あんな2人を見たくないはずなのに気になって仕方ない…
俺は仕事中だと言うことを忘れて店の窓に張り付いた
レオナさんもレオナさんでの背中に手を回して頭を撫でてるし…
なんなんスか、そんなん見せつけてくんなよ…
俺がイライラしていると、が何かを話した後レオナさんがの腰と後頭部を固定して口付けをした。
その光景に俺の瞳孔が開き、身体の力が抜けて手に持っていた食器がバリーーーン!と盛大に音を立てて割れる。
「おい、ラギー!」
一緒に働いているバイト仲間が声をかけるけど俺には届かなかった。
何で?
何でとレオナさんが…
2人の長い長いキスは俺の心をへし折るのには充分すぎる衝撃だった。
嘘だ、嘘だ…これは夢だ。
何度も何度も心の中で唱えても現実は変わらない。
あの時…を行かせなければ良かった。
家から出さなければ…
後悔してももう遅い。
自然界ではブチハイエナは基本的に自分で狩りをして獲物をとるけど、たまにライオンに獲物を横取りされることがある…
まさに今の状況だ。
俺が最初に見つけたという獲物を今レオナさんに横取りされたんだ。