第2章 野性味ジェラシー!【ラギー&レオナ裏夢】
はいろんな種類の肉を買ってきていた。
牛豚の合い挽き肉、手羽元、豚バラ肉の三種類
ラギーの場合勿体ないから普段は別々に使いたいがが全部使い切りたいと要望を出した為、全部使い切るメニューを編み出した。
「特大の漫画肉作るッスよ!」
『漫画肉ってなに?』
「まぁ見てれば分かるッスよ、まずは…」
牛豚の合い挽き肉に塩胡椒をして卵を1つ入れてパン粉を入れて混ぜ、ハンバーグの種を作る。
次に手羽元にハサミを入れてチューリップ状にする
チューリップ状にした手羽元にハンバーグの種をくっつける
くっつけ終わったら豚バラ肉で巻いて固定する
それをフライパンで表面だけ焼いて豚バラ肉を熱でくっつけたあとアルミホイルを敷いたオーブンに入れて本格的に熱を通す。
『ラギー、凄い良い匂いしてきたね』
「そうっスね〜後20分くらいしたら焼き上がりッス」
20分が、チンッ!と完成を知らせるオーブンの音を合図に開ける
すると、そこには大きな骨付きの肉の塊が出てきた。
『わぁぁあ〜!ラギー凄い!凄いねっ!!』
「シシシ…美味そうッスね。これ、前のバイト先の先輩が教えてくれたメニューなんスよ!味見するッスか?」
そう言ってラギーは出来上がった漫画肉を切り分けようとするがは『いいよ、勿体ない』と答える。
『ありがとうね、ラギー!これならレオナも喜ぶよ〜早くこれ食べてもらいたいなぁ〜』
アルミホイルで漫画肉を巻いて出かける準備をする
「どこ行くんスか?」
『へへへ…修行!それとこれレオナと一緒に食べてくるの〜』
「そう、スか…気をつけて」
無理に貼り付けたような笑顔をに向けるラギー
そんなラギーの想いを知らないはいつものような天真爛漫な笑顔で『うん!行ってくる』と伝えて家を出る
パタンと扉が閉じたのを合図にラギーの中の何かが切れてラギーは力なくその場に膝をついた。
「………はぁ〜俺何やってんスか、行くなって言えたらどんだけ楽だったか」
ラギーは自分の前髪をぐしゃっと掴んでため息をついた。