第2章 野性味ジェラシー!【ラギー&レオナ裏夢】
『…ガルルル』
威嚇し、彼を警戒する
彼はと対立する気は全くないらしく
「ちょ、そんな警戒しないでくださいッスよ〜
オレはアンタと争う気はないっス!
それと…服、着てください。
目のやり場に困るっスから…/////」
ラギーは自分のTシャツを脱いでに着せた。
ラギーが着ても大きめだったそのTシャツはが着るとワンピースほどの丈になった。
『…ここはどこなの?貴方は誰?』
「オレはラギー・ブッチ、ここは夕焼けの草原ッス」
『夕焼けの草原…?』
は辺りを見渡す、確かに今夕焼けが出ている時間帯で辺り一面草原。
『あの、見たまんまじゃなくて国名か地名を教えてもらいたいんだけど…例えばアフリカとかニューヨークとか』
「あふりか?にゅーよーく?よく分からないッスけど、ここは夕焼けの草原ッスよ?」
『だからそうじゃなくて!』
「だからそうなんだって言ってるじゃないッスか!なんで分からないんスか!?ここは夕焼けの草原って言う国なんスよ!!」
『あ、そういうことなのね…』
はやっと納得した
「アンタとの会話本当疲れるッスわ」
ラギーは話の通じない相手に呆れ顔でため息をついた。
「ところでアンタ名前は?」
『』
「ふーん…でもアンタこの辺じゃ見かけない顔っスね」
『私、この国…というより多分この世界の人間じゃないから』
どういう事?と言いたげなラギーには今までの自分の事とここに来るまでの経緯を全て話した。
「なるほど、不思議な話ッスけど理解はできたッス!元々ライオンだったって事は人間っぽい生活したことないんスよね?」
はこくんと頷く
ラギーの顔が少し悪い顔になった。
「シシシ…じゃあ、俺がいろいろ教えてやるッス!」
着いてきてくださいッス!と言っての前を歩く