• テキストサイズ

【鬼滅の刃】復讐の血桜 

第14章 刀鍛冶の里-出立



祈「霞柱さま。」


時「なに??」


祈「杏さまはどちらにいらっしゃいますか??」


時「部屋だよ。」


祈「ありがとうございます。」


祈(さっきも思ったけど、杏さまがいらっしゃるかどうかで雰囲気が全然違う気がする……。)


お礼を言いながら心のなかでそんなことを考える。


祈「杏さま。」


『どうしました??』


木箱を絡繰棚にしまった杏が部屋から出てくる。


祈「刀鍛冶の里に行くにあたって何か必要なものはありますか??」


音「私たち、里に行ったことがなくて…。」


『そうなんですか??』


今日の杏は驚きっぱなしだ。


祈「はい。刀の修繕の際はこちらから刀を送って、修繕完了したら送っていただいていたので…。」


『そうだったんですね。』


杏は入隊当初から刀鍛冶の里へ行っていたが、一般隊士のほとんどは里に行くことはない。


刀鍛冶の里へは行く回数をできる限り減らし、場所の秘匿を守っているのだ。


『特に必要なものはないですよ。里の方が貸してくださいますから。それに隠の方が運んでくださるので身軽のほうがいいんですよ。』


祈「そうなのですね。」




/ 1100ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp