第50章 勝利と代償
『あとどのくらいはお粥なのかしら…。』
ア「大丈夫ですよ。あと2日もすれば常食が食べられるようになると思います。検査結果次第ですが。」
『………頑張ります。』
しゅん、としながら食事に手を伸ばす杏にアオイは困ったように笑いなが、では、と部屋を出て行こうと踵を返す。
ア「因みにですが、風柱さまは重湯からでしたよ。では、失礼致します。」
バタン、と閉まった扉を見送り、自身の食事に視線を落とす。
いただきます、と手を合わせて食事を口に運ぶ。
『やっぱり薄いわね。怪我人だし仕方ないか……。』
食べないといつまでも回復しないし、と呟きながらもぐもぐと口を動かす。
杏(それにしても……重湯からって、あの人は一体どれだけの怪我をしていたの??アオイちゃん内臓に損傷とか言ってたわよね。まったく…どれだけの無茶をしたんだか。)
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し「うん、順調ですね。今日のお昼からは常食にしましょうか。」
『本当ですか!!』
2日後、検査を受けて数刻後にしのぶよりお許しが出た。