【ONE PIECE】サキエルがほほ笑むのは…番外編
第2章 ONE PIECE FILM GOLD
マルコとエースの言葉も聞かずに突っ込んでくる下っ端2人。
『なんかカチンときた。』
「ぶちのめすか!」
「言葉が悪いよい。」
「全くだな。」
向かってきていた下っ端は私は左側に、スイが右側に回し蹴りをして海に蹴り飛ばした。ドボォンと上がる水しぶき。
「海に落としてあげるなんて、私たち優しいなあ…」
『ほんと、そうよね〜』
「蹴っただけで海に落ちるとかどんな脚力してんだよい」
気づくと麦わらの一味がかなり応戦しているので、敵は徐々に減っていっていた。ルフィはすでに敵船船長のところに行っていた。
「お〜い、なが頭〜!お前ぇ〜サニーに〜何すんだァァ〜」
「な…なが頭ぁ〜?」
「『あ、ルフィ』」
ルフィは敵船のメインマストに引っ付いて、船長に攻撃を仕掛けようとしていた。船長は頭にガトリング銃を仕込んでおり、それがルフィに向いていた。
「このオレ様は〜」
「『あ、だから長かったんだ』」
「泣く子も黙るロングロング海賊団船長〜!」
ガガガガッと銃弾の嵐がルフィに向けられた。
「アレクサンダー・アレックス・ケントポール・ハリス・ヘンドリクス・アワード・ルドルフ・エキセントリック…「きっかーん!」何ーッ!?」
『あ、そういえばルフィってゴムだったね。』
「ゴムゴムのぉ〜!JET「ちょっ、まだ、おわっ…」銃〜!!」
ルフィの放ったパンチは敵船のメインマストごと、敵船長を吹き飛ばした。
『おぉ〜!』
「さすがアンの弟だよい」
「オレの弟でもあんだよ!!」
敵船の方を見て、船を沈めようと能力を出そうとした時、金色の海から気持ちの悪い触手のようなものが現れて、敵船の全員を掴み上げて、身体を金の像に変えてしまった。
『うわー、気持ち悪ッ!』
「ゴールドスプラーッシュ!!」
そうへんな男の人が叫んだ瞬間、船全体から噴水のように上がる金の水。
『嫌な水ね…』
そして、船全体に雨を降らせるかのような大きな金の水が流れた。
『水反膜!!マルコたち、こっち!』
マルコやイゾウたちを呼び、能力で傘を作った。金の水が降ってくる前にできてよかった。
「世界最大のエンタテインメイントシティ!グラン・テゾーロへようこそ!!」
『あのおじさんがテゾーロ?』
と指差してスイに聞いた。
「そうそう。このカジノのオーナーよ」
『ふーん…』