• テキストサイズ

PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第10章 sports festival~iberis~


『プハァー!やっぱり酒坂さんの作るお酒は美味しいなぁー』
「そうか」
そう言って
菜緒はぐいぐいと酒を飲んで行くと
「おい。どうした。いつもは酔いたくても酔わない奴が」
『えぇー。私酔ってないですよ〜。さっもう一杯作ってください‼︎』
「はいはい。まぁ酔う分まだいいのか」
そう言って酒坂は笑って酒を作った
菜緒はいつもこう言った日はどれだけ酒を飲んでも酔わず、いつも少ししか取れない睡眠時間が、全くとれずに酒坂が先に潰れている
そして、次の日お昼過ぎくらいに酒坂が起きると、ストレスと日々の睡眠不足と過労等で倒れるか、副作用で動けなくなっていることが殆どの事

そんな菜緒は今日は珍しく酔っているし
表情もいつもよる暗くなくどこかスッキリしていた

「今日はなにか良いことあったのか?」
『えーどうしてですか?酒坂さん変なこと聞きますね〜』
「いつもよりもちょっと調子が良さそうじゃ無いか」
『そうですか〜
今日は確かに色々ありましたね〜
雄英が今日襲われたニュースあってましたよね〜?』
「あー。お前が普通科で良かったとちょっと思ってしまったよ」
『あはは。ヒーロー科て本当大変ですよね〜。
実は私そこにヒーロー科に友達2人いて、
そんで、消太さん実は今回襲われたクラスの担任だったんですよ。
私、3人が怪我したと聞いても、そっちに向かわず自分の事優先しちゃったんです〜よ~本当自分が嫌になっちゃいますよね~』
「・・・相澤さん?あの人ヒーロー科の担任だったんだ。
けど、仕方ないだろ。お前が優先したのユリの命だ。
ニュースでは重症も出たが命に別状なく、今後の生活にも支障がない程度と言っていた。それも、相澤さんはお前だと知らないし、別にお前は何も悪くないだろ」
『・・・そーなんですけどぉ、自分が大切にしてる人達の所に行けないのが情けなくて。』
「状況が状況なだけだからそんな落ち込むな。
・・・なぁー俺はお前の里親になる覚悟は出来てるんだぞ。その機械も外せる方法見つけたんじゃないのか」
『それは断りま〜す。そこまで酒坂さんがしてくれなくても大丈夫で~す
機械今の私の知ってる性能だけなら大丈夫ですけど、外した際にお母さんに何かあったらと思うとリスクが大きいんですぅ~
それに、酒坂さんが里親になったとしてもこの機械外さない事には無意味ですしね~』
「そうだな」
/ 349ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp