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PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第9章 i will be your hero~azalea~*


『え?』
菜緒は驚いていたが相澤は普通に話しかけてきた
「あきれてないし,お前の言ってること何一つ意味が分からん。
汚いと言ったが大体の状況はわかるが,俺はそれで汚いとは思わない。こうやって抱きしめたいと思ってる。助けられる資格がないよいうなら

・・・・俺から助けられる資格を与える




『・・・・え?』
「だって助けられる資格がないなら,資格がいるんだろう?俺が助ける資格を与えるって言ってるんだ。合理的だろ」
『えっでも』
「でもじゃない,黙って助けられたらどうだ」
そういって相澤は菜緒と目を合わせた
「俺は菜緒を助けたいと言ってるんだ」
相澤は真剣に菜緒に伝えた
菜緒はその言葉に本当にうれしくすがりたくなり涙が溢れた
菜緒はそっと相澤の肩にもたれかけて
『そんなこと言うなんて思いませんでした』
「俺はいつも思ったことしか言わないと言っている」
『ずるいです』
「大人はずるいもんだ」
『・・・けどその言葉で十分私は助けてもらいました』
菜緒はもう一度相澤に寄り掛かった頭を上げて笑顔で目を合わせそう告げた
「・・・はぁ。言うつもりはないということか」
『いえ,もうその言葉で助けてもらいましたから,言うことがないんです』
「・・・わかった。頑固だな」
『ふふ。私頑固なんです』
「はぁ。本当に大丈夫なんだな」
『はい。もう心配しすぎです』
「なら,もし何かあった時のために連絡先教えてくれ」
『え?』
「だから連絡先。携帯持ってるだろ」
『あっ,はい』
そういって菜緒はポケットに入った携帯をだした
「俺のもポケットに入っているからとって菜緒の連絡先いれてくれ」
『わかりました』
「なにもなくても連絡してかまわないからな」
『よっ用がない変わりは連絡しません!』
「そうか。残念だな」
『まっまたそんなこと言う』
「からかってはないぞ」
『一緒です』
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