第9章 i will be your hero~azalea~*
『えっだって緊張するに決まってるじゃないですか!男の人の家上がるなんて初めてすぎてド緊張ですよ‼』
「そうか」
『消太さんはどうせこうやって女の人慣れてるんでしょうね』
「いや,初めてだ」
『えっ?』
「あまりプライベートを見せなくないものでな。今までも自分から家に出迎えたことはない。まぁ無理やり来るのはどうしようもないがな」
『えぇ!そしたら,私なんか家に行って大丈夫ですか?』
「菜緒なら別に問題ない。それに今は現に助かっている」
『それは,子供としてみてるからでしょ』
そういって菜緒は拗ねた顔をした。
「子供とみてる奴に俺はキスはしないがな」
菜緒はそう言われ顔が真っ赤になっていた
『からかわないでください』
「楽しんでるだけだ」
相澤は菜緒が緊張しているわかった理由を聞いて顔にはでないもの機嫌は戻りいつも通りの会話に戻っていった。
そうしているうちに相澤の部屋につき
菜緒が部屋に入ると
『・・・想像以上に何もないですね』
「必要最低限は置いてるつもりだ」
そういって相澤は菜緒に荷物のがどこにあるのか伝えながら準備を手伝ってもらった。
『準備するのはこれくらいですか?』
「あぁ,助かった」
『いえ,これくらい大丈夫ですよ。ていうか,本当は入院とかしなくて大丈夫なんですか』
「・・・入院は拒否したら職場で療養しろ指示があった」
『ほら,やっぱり安静が必要じゃないんですか,歩いててもたまにふらついているし』
「別に対したことない。それで言ったら菜緒の姿が全然違う気がするのだが」
『・・・・気のせいですよ』
「嘘がへただな」
『ありがとうございます』
「褒めてない,こっちの方が本当ぽいな」
『・・・そうですよ。2回あった時はウィッグつけてましたし化粧もガッツリしてましたしね』