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PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第8章 helpless~tigrisia~**


『どうなんだろうね』
(今行ったら出久達保健室いるかな?それとも病院?今会えるかなどうかな!とりあえず18時までに間に合えば)
と菜緒は思ったが,時間は案外過ぎ去るもので17時20分を指示していた。
(嘘!もうこんな時間⁉あっちにも間に合わなくなる。)
菜緒は色々焦っていた。だが,美優や心操たちは菜緒がヒーロー科に知り合いがいることを知らないし,言っていない。
表情に出すわけにもいかなかった。
「まぁ,とりあえずは今日は帰ろ!明日休みになったけど,今回のことがあって遊ぶ気にもなれないしね」
『そうだね。そしたら私こっちだから,また金曜日にね』
「うん!じゃぁまたね!」
そういって二人は別れた。
菜緒はすぐさま自宅に帰り,勝己とで出久に連絡するも電話に繋がらず
相澤に関しては連絡先を知らないことに気が付いた
(きっとみんな大丈夫)
自分にそう言い聞かせて準備をするのであった。
(私はこういう時,何もできないぁ。帰ってきた2人に声をかけに行くことさえできない。本当何にも出来なんだね)
菜緒は自分の不甲斐なさに落ち込んでいた
勿論自分のせいとかそういうのではなく,爆豪や緑谷をすぐにみにいかずに,自分の用事を優先してしまったことにだだ。
しかし,菜緒にとってこれは何としてもいかなければならない事で,それは菜緒にとっても,菜緒の母親にとってもとても大切な用事でなのだ。

菜緒は眼鏡をはずし,髪も下し片方によせた
化粧は少し濃ゆく施しただでさえ紅い唇に赤い口紅を塗りなおした。
いつもはカジュアルな格好だが今日はタイトな身体のラインがわかるワンピースを着て高めのヒールを履き約束の時間に間に合うように急いでその場所に向かい


家に出る前に1錠の錠剤を呑んで連絡が着た場所に向かった。

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