第7章 Reunion 〜beautiful woman〜*
ドキッ
菜緒は相澤に撫でられたことにびっくりし
『奢られません‼からかわないでください‼』
「からかってない。菜緒の反応みて楽しんでるだけだ」
『それをからかってると言ってるんです』
「そうか。けどまた,奢らせてくれ」
『嫌です』
菜緒はそう言って拒否した後
相澤はジーと菜緒を見つめた
菜緒はまた何かされるのかと口元を両手で塞いだ
すると相澤が
「そんなに俺とするのは嫌だったか」
『なっ!んでことを聞くんですか。
・・・・別にい・やとか・では・なくて』
「なら,いいんだな」
『こうやって言わせるのはずるいです!』
「何事も合意的に進めないとな」
「つっ!わかりました!それなら,今後は1杯で1回です!!2回目は許しません。』
「それなら,何杯でも奢りがいがあるな」
『そんなに,簡単な女だと思わないでください。もう奢られません』
「そうか!それは残念だ。まぁ今日の所はここまでにしとこう」
『いい加減にしてください!』
そういって菜緒は怒るが相澤はそれをかわして
「また来る」と言ってもう一度菜緒の頭を撫で去っていった。
菜緒は顔を真っ赤にして,相澤から撫でられた頭の温もりが残り惜しくそっと自分でそこにてを持っていき
『なんなの。心臓バクバクだし。もう調子狂う』
そういって地面に膝を抱え込んで座り込んだ
だが菜緒は何故こんなにも相澤に振り回されなければならないのかと困っていたがその反面
(あの人とのキス気持ちよかった)
と何故かもう一度その時のキスを思い出し唇に手をもっていっていた
そして寂しさも感じた
菜緒は何故こんなに相澤にといると冷静になれず,振り回されるのかわからなかった
この気持ちは何なのだろう
と初めての気持ちに困惑していた
『あ~ダメダメ!も~絶対奢ってもらわないぞ!!』
そういって考えるのを止め店に戻った。