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PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第7章 Reunion 〜beautiful woman〜*


菜緒はキスされてほんの一瞬の出来事がすごく長い間キスしたように感じ、時が止まったようで驚いて動けなかった。
それと同時に今まで菜緒にキスされてた男はこんな気分だったのかと思ってもいた。
そうして,もう一度相澤の顔が近づいてきた
菜緒ははっと驚き
『ちょっと急に何するんですか』
「嫌だったか?」
『いっ嫌とかじゃなくて合意もなく急にするとか・・』
「お前が言うか?」
『・・・それはその』
「言っとくがお前がその気にさせたんだからな」
『・・・。私は何もしていません』
「そうか。まぁただで酒を奢るわけないだろ。これくらいのお返しはしてほしいね』
『奢るって,あの時何も言わなかったじゃないですか』
「ただで奢るとも言ってない」
『・・・ずるい』
「大人になるとずるくなるもんだ」
相澤と菜緒は鼻と鼻がくっつくくらいの距離で話していた。
「もういいか。問題ないな」
そう言って相澤は菜緒の後頭部も片手で触ってもう一度菜緒が話す前に唇を塞いでいた。
『んっ!ちょっ』
菜緒が止めようと口を開けた瞬間に前のように相澤の唇が割り込んで菜緒の舌をからめとった。
『んっあっふぁん,はぁ,もう』
菜緒は相澤のキスだけで感じていた。
そういってどちらかの涎かわからないが唇を話すとき糸をひいた。
唇についた涎を相澤はそっと菜緒の口元をなめとり
「キスだけで感じたか?」
と若干目元は笑って聞いてきた
焦点の会わない目がようやく戻ってきた菜緒は今のキスを思い出し顔が真っ赤になり
『こっこれで奢り分はお返ししました!はい!さよなら』
そういって菜緒は相澤の胸元を両手で押しやった
「はは。かわいいな。また,来る。奢るわ」
そういって相澤を菜緒の頭をそっと撫でた
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