• テキストサイズ

PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第7章 Reunion 〜beautiful woman〜*


「てことは2年間学校に通ってないとのこのですか?」
「そーみたい。彼女が2年生になる前に母親が事故で看病していたのか学校の教師も何度か自宅に訪れたが家にいないことが多かったらしいよ」
「父親は?」
「父親は別の家庭があるらしいよ。詳しくはわからなかったけど彼女はその父親とそこで働いていた下女との子供らしいよ!一応教師も父親にも連絡取ったらしいんだけどあの子の自由ですと言われてその後は繋がらないらしい」
相澤もリカバリーガールも予想もしてなかった家庭環境に驚いてはいた
「その環境でここに受かる実力をどう付けたのかとか、どうやって生活してるのかは謎だね!もしかすると父親が金だけ渡してるって可能性もあるしね!それか個性登録していない個性があるのかもね‼」
「あの子私の前で凄くニコニコしてるのに目の中は死んだような目をしてたんだ。けど悪いねぇ。何もあの子に言ってあげれなかった」
「リカバリーガールが悪いわけではありません。誰しも踏み込まれたくないことはあります」
「そうだね。けど僕らはヒーローさ!助けを求められたときはすぐに手を伸ばして助けなきゃならない!そのための準備はしていてもいいかもしれないね!」
「そーだね。たまに私の所に来るようにては伝えてえているけど。来るのかねぇ」
「俺もあまり,見に行くことはできないですが,気にしておきます」
そういってそれぞれ別れて行った。
相澤はというと
(体中に所有物の後か・・・。魅知の男で可能性もあるが,親が入院しているなら生活費とか自分で稼がなきゃならない。そのための,うちでの主席で入学,学費免除は納得できる。だが,他の費用は?いくら学生でも厳しい所が出てくる。男がいる場合なおさら稼げない。てことは男で稼いでいる,もしくは飼われているという可能性も少なからずある。ちょっと色々試してみるか)
菜緒の事情に対して疑念することが多く,解決策をを考えていた。
「このヒーロー社会でも大変なことには変わりないか」
そういって気持ちを切り替え,相澤は帰る準備をした

/ 349ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp