第6章 first friendship2~bellflower~
『かつきも夜遅くにごめんね。それも送ってもらって,遅くなるのに』
「別に,なにも気にしてねぇよ,んでどこだよ家だよ。」
『あ~家は駅で3駅手前の所なんだ』
「チィッ!んな近くに住んでやがったのかよ。なんで見つからねぇんだよ。ちょっと待っとけ家から携帯と財布とってくる」
『えぇ,いいよ駅まででかつき,また帰るの大変だよ』
「いちいち気にするな!!俺がやるって言ったらやるんだよとりあえず待っとけ!!」
『はぁ~い』
そういって爆豪は家に戻りすぐに携帯と財布を持って菜緒の所に戻った。
『早かったね』「うるせぇ」
そう悪態を言いながらも爆豪は菜緒の手をそっとつかんで送るのであった。
「9年間どこでなにしていた」
無言でと手をつないで歩いていると急に爆豪から質問してきた
『.....ねぇこうやって手をつないでいると昔みんなで遊んでいた時のこと思い出すよねぇ~』
「話そらすんじゃねぇぞ」
『えー普通に暮らしてたよ。近くの学校通ってましたよー』
「はぁーちげぇ。おめぇがいなくなった後、ばばぁ共が話してるのを、こっちゃぁ聞いてるんですだよぉ。ちゃんと生活出来てたのかよ!」
『ばばぁ達な何を話してたかしらないけど普通に生活出来てたよ〜。特に困った生活はしていないよ。心配してたの?』
「したら悪りぃかよ。こっちは探してたんだぞ。てかこんな遅い時間に出歩くなよ!危ねぇだろうが。かぁちゃん心配するぞ」
『ごめん。ごめん。そんなまだ遅い時間じゃなくない?』
「うるせぇ!もうくれぇだろうが!!女一人で歩く時間じゃねえ!!」
『本当心配症だな~かつきは。本当大丈夫だから。あっもうここで大丈夫だよ!後は道も明るいし家まで大丈夫』
「いいから。家までの道順教えろ」
『頑固だな~。ありがとう。こっち』