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PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第6章 first friendship2~bellflower~


『もちろんいずくともかつきとも話したいのは本当。けど私も色々あるから,こうやってたまにでいいから,いずくとかつきと話したいんだ。わがまま言って本当にごめんね』
緑谷は静かに菜緒の話を聞いていたが内心はびっくりしていた。
(昔のなおちゃんはかっちゃんみたいに堂々としてて,菜緒ちゃんを中心に輪ができるくらいだったのに)
けど緑谷はそこまで聞く勇気はなかった。
何故なら,緑谷に伝えている菜緒はふざけて言っている顔ではなかったから。
「わかった。僕は菜緒ちゃんとまた,会えて嬉しいよ。これからもたくさん話そう」
『いずくは本当昔から優しいね。ありがとう』
「いいよ。かっちゃんにも会いたいよね?」
『会いたい会いたい。けどこの前見た感じ2人ともギスギスしてたよね。なんか私がいなくなってから仲の悪さがさらに悪化した気がするんだけど・・』
「あーそれはなんでだろうね。僕にはわかんないや,あはは」
『どーせ,かつきの屁理屈でしょ。まったくもう。そういえばいずく,個性でたんだね!!何々どんな子個性⁉』
「えっ⁉えっとね,僕の個性は超パワーなんだ。だけど身体がついていけなくってすぐ色んな所を怪我しちゃって」
『へーでも!ヒーロー向いている個性だね!オールマイトみたい!!!けど,一緒にいたときは個性まだ出てなかったよね』
「ほほっほんとうだね。オールマイトみだいだよね。僕もびっくりしているんだ!。僕が個性出たのは最近で実は今年からでまだ体が追い付いてなくって全然ダメなんだ。不思議だよね個性が出るのって小さい時だけなのに」
『私と一緒だ』
菜緒はボソッと心の声が漏れていた
緑谷は聞き取れず
「え?」と聞き返すも
『ううん。何でもない』とかえすだけだった。
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