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PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第6章 first friendship2~bellflower~


緑谷は次の日リカバリーガールの所に行きようやく両腕を動かせるようになった。
「ありがとうございました」
「いい加減にしなよ。こんなボロボロになって。もう少し個性の使い方を考えな」
「すみません。失礼します」
(よし!これで菜緒ちゃんに電話できる)

その日の夜緑谷は菜緒に電話した。
プルプルプル
『はいはーい。誰かな?』
「もっもしもし!菜緒ちゃん!」
『んっ誰?』
「えっま間違えた僕⁉」
『ふふ。嘘嘘。やっほーいずく。連絡まってたよー。この前は急いで帰ってごめんね。腕もう大丈夫?』
「全然!!腕ももう大丈夫だよ」
『それなら,よかった。あっそれで色々話したいけどさ。今から出れる?』
「今から?僕は大丈夫だけど菜緒ちゃんは大丈夫?」
『私はいつでもオッケーだよ,今住んでいる所って前と変わってない?』
「うん,変わってないよ」
『そしたら,なんか海浜公園会ったじゃん。そこでもいい?』
「うん,大丈夫」
『なら,そこに1時間後集合で』
「わかった」
『それじゃ』
菜緒ちゃんはお母さんがいたはずだけど1時間後集合でそこから話しても暗くなってるし,心配するんじゃないのかな。
帰りは僕が送れば大丈夫かな。とりあえず準備しよう





1時間後
『やっほーいずく。二日ぶり~』
「やぁ菜緒ちゃん。」
『まっさっそくで申し訳ないけどさ,私も今雄英の普通科通ってんのよ。んでこんな見た目隠して通っててさ。まぁまわり騙す形みたいだけど大人しく,目立たずぼちぼちで過ごしたいのさ,だからいずくと話したいけど,あんまりヒーロー科の人と話すと目立つじゃん?だから,学校ではあまり話せないんだよね』
菜緒はそう言って緑谷に遠回しに話しかけないでほしいと伝えた。
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