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PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第5章 fast friendship~ivy~


「えと,菜緒ちゃんだよね。えーと,覚えてないかな。
えっまさかの人違い。でもこんなに整った顔で僕の記憶の中にあるのは菜緒ちゃんくらいででも,もし違ったら,そっくりさんだったらブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ」

緑のもっさりした頭の子は話してたかと思うと一人で何か言っておりなんて声かければいいかわからない
『えっと』
「はっごごめん。えっともう一度聞くけど菜緒ちゃんだよね。僕覚えていない?緑谷出久(みどりやいずく),小さい時,かっちゃんと3人で遊んでたの。あっ菜緒ちゃんはかっちゃんのことかつきって呼んでたよね。」
『・・・・・』
「あれ?もしかして違った,かな?」
『い・ず・く』
「そー僕だよ。いずくだよ。思い出した。』
・・・・
「俺ヒーローになる!!」
「僕も!!」
・・・・・
そう言っていつも3人で遊んでいた一人のいずくだ
菜緒は今朝もっと先にテレビでみれるかなくらいに思っていた。
それが今目の前にいる。そしておそらく自分が恐い人で言った人が
・・・・
「なおは俺の嫁なれ」
「いやだ」
・・・・
と何回も断っても言い続けるもう一人のかつき
菜緒は思い出した
(2人ともヒーロー目指してる。それもここ一番有名な雄英で)
(うそ。会えた。本当に。2人にこんなすぐに。)
あの日からもう会えるかわからない,もはや諦めていた
・・・・
「お母さん,いずくとかつきとは遊べないの」
「ごめんね。なお。あそこの保育園には通えなくなったの」
「・・・・。そっか。でも私はお母さんがいるから大丈夫!!あたらしいとこに行ってもまた友達つくるよ!!」
・・・・
そんなことを言ってたのも覚えている。
やばい泣けてきた
冷さんのは昔離れ離れになった友達のことを話した時「これから何十年と長いのよ。また会えるよ」と言った言葉を思い出した
(冷さん。言ってたこと本当だったよ!!二人に会えたよ)
『い,い~ず~くだぁ~』
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