第5章 fast friendship~ivy~
終わるかもしれないは菜緒はどういう意味でお思ったかはわからないが
菜緒は賭けに勝った
まさか身体全部見られるとは思ってなかった。聴診される際にみられるかなとは考えてはいたけどな
「はぁ~とりあえずその傷治してあげるからこっちにおいで」
『えっ本当ですか。やった~。実はお風呂でしみるんで助かります。』
「ちゅ~~~~~~」
『わー本当にすごい個性ですね。治ったありがとうございます。』
「はぁー私はこんな綺麗な子に傷をつける気が知れないがね」
『愛されていると言ってください』
「まったくもう【リカバリーガールヒーロー科で1名負傷。今からそちらにつれていきます】
「はぁ~てことだ。さぁ,授業に行きなさい。」
『はぁ~い。』
「傷が出来たらまたおいで治してあげるから。」
『・・・・ありがとうございます。失礼します』
菜緒は教室に戻っていった。
「はぁ~~~~」
リカバリーガールはため息をついていた
(なんだい,あの身体は。全身噛まれた後に,所有物のような跡,たたかれているといううか,あれは打たれた後だろうか,ところどころだが薄いが火傷のような跡もああったよ。
いったいあの子の男だろうけどなんなんだい。あんなにして笑顔で愛されてるとかあったもんじゃない。それにこの採血の値どう考えてもまともな生活はしていないよ)
「あんな綺麗で若い子がどうしてなんだろうね」
リカバリーガールは独り言をつぶやいた。
(誰にも言うなと牽制されたけど一応,校長には悪いが伝えるよ。何かあってからじゃ遅いし,これでもヒーローの端くれなんでね)
そんなことっを考えていると入学して数日で3度目の治療となる緑谷が入ってきた
「また,緑谷かい。いったいオールマイトはどんな指導をしているんだい」
と文句を言いながら治療を行うのであった