第5章 fast friendship~ivy~
『そうしてもらうとありがたいです。あんまり自分の中に人が無理やり割り込んでくるの嫌いなので
後は,ようやく今の環境の中にも幸せがあるのでそこに踏み込んでほしくないだけです』
「そーかい。けど私は,魅知が心配なことだけは覚えてほしいね。」
『ありがとうございます。ごくたまに私,貧血とか体調不良で倒れることがあるんです。その時に運ばれたらすみません』
菜緒
菜緒は笑ってリカバリーガールにつげた
「そうならないように,体調管理をしないといけなんだよ。それにあんたの採血データはなんだい!!肝機能が高校生の値じゃないくらい悪いよ!!」
『さぁ~なんででしょうね,まぁいいじゃないですか』
「たくもう色んな意味であんたが心配だよ。本当の新入生代表で挨拶した子かね。」
『私も主席をとるなんて思ってなかったもんですみません。』
「はぁ~たくもう,今年の学年は困った子が多いね~」
菜緒はリカバリーガールには素顔をみせた
なぜならこの人には学校で生徒の健康管理を行っている人だから
自分は2年前から睡眠不足,酒やけ(←それは自己責任),栄養失調と体調不良が多い
ここ2年でも何度か倒れた。
今までは幸い酒坂のところか自宅だったし。運ばれて病院につけば大した検査せず疲労で帰してくれた。
だがここは雄英。ほとんどの教師がヒーローで何かと気にする正分な奴ばかり
バレてしまえばとことん問い詰められる
それだけは避けたい
それなら,いっそそうなった時に一番に見られる可能性があるやつに知ってもらえばいい
一応リカバリーガールも医療者,冷さんみたいな人を知っているだろうから人それぞれの理由があることは理解は強い方だと思うし,全員にバレるよりはだいぶマシだ
これは一か八かのかけだな
私はリカバリーガールがどんな人かも知らないし
もしかしたら・・・・終わるかもしれないし