第26章 復学
「えっなんで!?」
美優が声を上げた
「それも含めて魅知から言いたい事があるそうだ」
『はい。皆さんご迷惑、ご心配をおかけしすみませんでした。これからもよろしくお願いします。
実は個性一つあったのに家の事情で内緒にしてました。
個性は暗記。主席もそれでとれてました。実際授業を受ける必要がないので今後校長の元でこの学校を支えるための力添えを行っていくつもりです。必修科目時は校長について学ぶつもりです。本当お騒がせしました』
菜緒は頭を下げた
「そんなかしこまる必要ある?」
心操が笑って言ってきた
『え?だって』
「菜緒~やっぱ個性あったんだ!凄いじゃん!就職決定じゃん!」
美優も笑って声かけてきた
「そうそう魅知が謝ることないって」
「ていうか美人すぎ。全然気づかんかったわ。俺と付き合って」
「本当!魅知さん今まで頑張ったね!これからは皆で仲良くしよ!!」
クラスのみんな笑って声をかけた
『っつ!ありがとう』
「涙目での色気!!」
「美優お前は黙っとけ」
心操と美優の会話で再びクラスに笑顔が戻った
「よし!さっそく授業始めるぞ~!魅知は校長の所な」
『わかりました』
無事菜緒の復学はクラスでは問題なく済み
校長室に向かった
コンコン
「どうぞ」
『失礼します』
「やぁ,来てくれたね。魅知くん。今日からよろしくね」
『よろしくお願いします』
「早速だけどね。色々お願いしても大丈夫かな」
『はい』
そう言って菜緒は校長の仕事,学校でのヒーロー活動の状況すべて把握し校長の仕事についていった
「やぁ~助かるね」
『校長だけでも十分回ってると思いますが』
「いやいや,次世代を育てていく形でも君に学ばせるのはとても重要なことだよ」
仕事をどんどん捗らせていった