第26章 復学
「菜緒~~~~~~!!!会いたかったよぉ~~~って誰この美人」
菜緒は12月に入り漸く復学した
『菜緒だけど』
「やっと出てきたな。その・・色々大丈夫か?」
『心配してくれてありがとう。もう大丈夫』
「その悪かったな。夏休み最後の時。俺何も気づいてやれなくて」
『何気にしてんの。あの時心操知らなかったでしょ。気にしなくていいよ』
「わるいな」
「ちょ~~と人使くん!!どういうこと!ねぇ!なんで菜緒のこの姿見てなんとも思わないのねぇ!!それも私無視して2人で話すってどういうこと!!」
『「美優うるさい」』
「二人して酷い」
「はぁ~俺は元々体育祭くらいから知ってたんだよ」
「・・・・ずるい」
「ずるいって言われてもな」
『菜緒夏休み前以来だね。久しぶり』
菜緒が二人が痴話げんかを始める前に美優に声をかけた
「菜緒!菜緒なんだ!やっぱり!眼鏡外して,髪ほどくと美人とかずるくない。それでこのスタイル!!もう私自分が悲しくなる。けど、何より一番は菜緒がいつもの菜緒で戻ってきて良かったー」
美優は泣きながら菜緒を抱きしめた
『心配かけてごめんね』
「菜緒が謝る必要ないじゃーん。菜緒が一番辛いのに謝ったらダメ!」
『ありがとう』
「美優その辺にしとけ、魅知も苦しそうだ」
「いや!こんな美人の抱き心地をずっと味わっておきたい」
『いや、それなら離れて』
そう言って美優を引き離した
そんな事をしていると担任が教室に入り
「席つけー!魅知がようやく復学だ!!と言っても授業は必須科目以外は受けるがそれ以外は別の事をしてもらう事になってる」