第25章 don't stand~phalaenopsis~**

菜緒は相澤を睨んでいた
『わかってますか』
「あぁ，ちょっとやりすぐたな」
『ちょっとじゃないです！！』
「仕方ないだろ。ずっと抑えていたんだ」
『/////そういう問題じゃないです』
「そういう問題だろ。それに昨日の恰好やばかったしな」
『あれはミッドナイト先生が！』
「お前が相談した相手が悪い」
『他誰がいるんですか⁉』
「沙織さんがいるだろ」
『あっ・・・・・』
「はぁ。まぁ連絡とるのには俺に言うしかないからだと思ったが頭になかったか。それで満足していただけましたか？」
相澤は後ろから菜緒を抱き寄せた
『/////もぉ，言い方』
「はは。満足したなら何よりだ。てか菜緒いい加減お前敬語やめろよ」
『あっずっと癖で敬語だった。そうですじゃなくてそうだね』
「俺も我慢も無意味だったしな」
『大切にしようとしているのは伝わってましたけど・・・ちょっと寂しかったと言うかなんというか』
「はは。これからはちゃんと愛させてもらうよ」
『/////程々にして』
「お前の反応次第だな。香山さんもやってくれたな」
『ミッドナイト先生の事?』
「あぁ，俺の１つ上の高校の先輩。学生の時から世話になってんだ」
『そうなんだ。ミッドナイト先生怒らないでね』
「怒るのもめんどくさい。あの人と山田は常にうるさいからな」
『ふふ。消太さんの事気にかけているんだよ。そろそろ上がる？』
「そうだな」
相澤は再度菜緒を抱えようとした
『さっ流石にもう大丈夫』
「そうか？ふらふらしてるぞ」
『大丈夫！恥ずかしいし』
「こけるなよ」
『わかってる！』
そう言って菜緒が先にでて続いて相澤がお風呂にでるもやはりふらふらのため腰を支えられるはめになり
部屋も戻った後
「菜緒，これからもお前の事大切にする。俺の傍にいろよ」
『/////わた，しも，消太さんのこと大切ですし，大好きです。これからは離れません』
「ふっ，あぁそうしてくれ。俺もお前のこと好きだよ」
相澤はそっと菜緒を抱きしめた