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PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第24章 amusementpark~erica~*


「俺はいいから,お前らだけで決めろ」相澤はパスした
「そしたら7人か~。2人ペアの一組えりちゃんとでどう?」
波動の案はなんとも男女ペアを作ろうと思惑バレバレのやつだった
「それは俺にとってハードル高すぎるぞ」
天喰は拒否したが
「だったら天喰は私とね」
そう言って波動は勝手にくじとか関係なくメンバーを決め
緑谷・麗日。通形・菜緒。波動・天喰のペアになった
緑谷と麗日はさっそくお互い顔真っ赤になっている
菜緒達はというと
「魅知さんと一緒か嬉しいな」
『そうですね。えりちゃんは誰と一緒がいい?』
「お前らの所でいいんじゃないか」
相澤が口出してきた
「普段お前らと共にしてんだ。それがいいだろ。えりちゃんはどうだ?」
「うん。私も菜緒ちゃんと乗りたい」
『そっかじゃぁ一緒に乗ろう』
そう言って緑谷,麗日ペア,天喰・波動ペアと一緒に菜緒とえりも向かった後
そこには相澤と通形が二人になっていた
「先生わざとですか」
「なんのことだ」
「はぁ俺の魅知さんへの気持ち気付いていますよね」
「知らなかった。それは悪いことをしたな」
全部相澤は棒読みだ
「気持ち言いましたから遠慮はいりませんね。それじゃ」
通形は菜緒の元に言った

「全く」
生徒が全員去ってから相澤はため息をついていた
「何人惚れるんだよ俺の女に。遠慮も元々してねぇだろ」
そう言って
嫉妬よりも呆れに近い感覚になっていた
こうも誰からも宣戦布告されると流石に相澤も疲れていた
菜緒も実際に褒められたり、声をかけられても慣れてるのか綺麗に流してる
それに断言する様に相澤以外ありえないを主張してるのもあり、
相澤自身は菜緒がそう易々と他の男になびかないだろうと考えてた
だがここ雄英の生徒は一筋縄ではいかないくらいめげない
それこそが相澤を呆れさせてる原因の一つになっていた
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