第22章 we renited~honeysuckle*~
ようやく部屋にたどり着いたときには
えりは相澤の腕の中で眠っていた
『疲れたんでしょうね』
「あぁ」
『このまま寝させます?』
「起こすのも悪いしな」
『わかりました。私の部屋に運びますか』
「そうだな」
そう言って2人は菜緒の部屋に入った
『すみませんが、私シャワーだけ浴びるんでその間だけでもえりちゃん見ること可能ですか?流石に起きた時1人だと寂しいんで』
「わかった」
『その間珈琲でも飲みますか?』
「あぁ」
『作ってからいきますね』
そう言って菜緒は手早く珈琲を作った
「ありがとう」
『そしたら私行ってきます』
そう言って菜緒はシャワーだけ浴びて戻ってきた
『戻りました。待たせてすみません。えりちゃん寝てます?』
「いや、待ってない。ぐっすり寝てるよ」
『それならよかった、じゃぁおやすみなさい』
「菜緒」
『?なんですか』
菜緒が寝るように準備をしようとしたら相澤に呼び止められた
「そろそろ、お前の気持ち聞かせてくれないか?」
そう言って相澤は真剣な面持ちで菜緒に質問してきた
『急ですね』
「ずっと待ってたんだ。俺はお前への気持ちは変わらない。それは菜緒がなにを言ってもだ。菜緒の全てを知った今でも菜緒が好きだ。お前をこれからを支えて、過去全部忘れてさせるつもりでこれから未来幸せにしたいと思う」
『/////たまに恥ずかしいことサラリと言えますね』
「思ったことを言ってるまでだ、じゃないと他の男に取られそうだしな」
『え?』
「はぁーお前は無自覚に男を落としていきそうだ。実際に治崎も菜緒に惚れてただろ」
『・・・・』
「図星か。爆豪もだし轟もだ。もしかしたら通形もかもしれない。そんな時間は無限じゃない。有限だ。だから今すぐにでも菜緒が欲しい」